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Vol.45 緑の指。

緑の指。

植物を育てる才能のことを、英語で「緑の指(グリーン・フィンガー)」と呼ぶそうです。
大切に指で触れながら植物を育てる、といった雰囲気のある素敵な言葉だと思います。

「天使」の物語。

先日、社内研修で「ひびきの村」(北海道伊達紋別市)というところへ行きました。
R・シュタイナーの思想を学び、実践するために作られた場所で、学校・保育園・農場・クラフト屋などがあります。
その研修の際、代表の大村さんから「緑の指」を持つ少年のお話をうかがいました。
平和を願った「緑の指」を持つ少年が、実は「天使」だったという物語。
少年の生き方や愛のあり方は確かに天使にふさわしいものでした。

けれど、私からすれば愛をこめて植物を育てる人は、みな天使のように思えます。
栽培者に想いをそそがれた植物は、より生き生きと育ち私たちにさまざまな恵みをもたらしてくれるのではないでしょうか。
すなわち、その栽培者は植物にとって限りなく天使に近いのでは、などと。

 

ひびきの村。実は研修中台風に見舞われたのですが、最終日にやっと青空に会えました。

 

自然のリズムで作物を育てます。

ちなみにひびきの村では、バイオダイナミック農法という有機農法で植物や作物の栽培が行われています。
私たちも、農業スタッフとして働いているSさんご夫婦のもと、鶏の世話やたまねぎの収穫などに参加しました。

そして農業研修のさなか、私にとっては人生初の光景が。
「馬の名前を呼んで、馬を呼び寄せる」
よくドラマなどで口笛を吹いて呼び寄せるシーンがありますが、そこまではスマートではありませんでしたが…
それでも、みんなで5分くらい名前を呼ぶと、3頭の馬がこちらに駆け寄ってくるではありませんか!!
寄ってきた馬たちは、人間よりも「ご飯〜〜〜!」という感じでしたが・・・
馬たちのご飯は、辺りに生えている草。
その中でも「好きな草」があるらしく、その草を束にして直接馬の口元へ持ってゆくと、「ばりばりばり」と、どんどん食べます。

 

ご飯を待っている馬。

「愛」

ちなみに、馬に草をあげた後、Sさんがいきなり木に登ったかと思うと木になっているプラムを採ってくださいました。
寡黙な方ですが、「おいしいと思うので、どうぞ」と。
なんというか、Sさんと奥さんを見ていると、自然とか植物や動物に対する「愛」があるなあ、というのがひしひしと感じられました。
天使であるには、あまりにもガッシリ系の方ですが、なんだかSさんも緑の指を持っていそうな感じでした。
(でもこの方たち、普段は農業をされている方ではないそうです…不思議)

ここにも、「緑の指」

さて、われらがねば塾プロジェクトの「緑の指」たちは、すでに秋まきのハーブの栽培に取りかかっています。
今はまだ小さな命が、来年の初夏には生き生きと咲き乱れることでしょう。
そうして、また、新たなまん天が生まれてゆくのです。
…ねばプロメンバーも、あんまり「天使」らしくはありませんけれどもね。

(有)七つの海 ねば塾プロジェクト係 K


 

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